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2025/05/30

体を温める?体を冷やす?食べ方で変わる生姜のチカラ

こんにちは。
ULU FREEお客様サポートセンターの松澤です。

横浜でも湿度が高くなり、梅雨入りの気配を感じるようになってきました。

意外と梅雨の時期って、寒暖差に振り回される事が多いんですよね。
昼間は蒸し暑くて汗ばむほどなのに、夜になると肌寒く感じることもあったり。
梅雨の晴れ間でカンカン照りの日もあれば、梅雨寒の日もあったり・・・。

そこで今回は、季節の変わり目の寒暖差対策に“生姜”の活用をおすすめしたいと思います。

生姜には体をポカポカと温めるイメージがありますが、食べ方によっては、逆に体の熱を放出して熱を取る効果も期待できるのだそう。

今回は主に、食べ方によって変わる効果に着目していきたいと思います。

ショウガ

生の生姜と加熱した生姜 効果の違い

実は生姜には加熱すると成分が変わる特徴があり、食べ方によって期待できる効果が異なります。

・加熱せず生の状態で食べる

→生姜には辛味成分である「ジンゲロール」が含まれており、この成分には発汗作用や解熱作用があります。
ジンゲロールの働きによって一時的に血流が促進され、体表面の温度が上昇し、発汗が促されます。これにより、体にこもった熱を逃がす効果が期待できます。

・加熱した生姜を食べる

→辛味成分ジンゲロールの一部は、加熱をすると「ショウガオール」という成分に変化します。
ショウガオールには胃腸を刺激して内臓の働きを活発にする作用があり、体の深部から温める効果があります。
ジンゲロールと異なり、ショウガオールには発汗作用がないため体温が下がりにくく、持続的な保温効果が期待できます。そのため、冷え対策に適しているとされています。

生と加熱、おすすめの食べ方

この効果の違いを利用して、自分の体の状態に合わせて食べ方を変えてみましょう。

・暑い時・体を冷やしたい時

ジンゲロールの発汗・解熱作用の効果を生かし、生の状態で食べましょう。

薬味として冷ややっこやそうめんに乗せる、すりおろし生姜をドレッシングに混ぜて使う、新生姜の漬物やガリを食事の付け合わせに活用するのもおすすめです。

わたしのおすすめは、納豆にすりおろし生姜を入れる食べ方。
からしは使わず付属のたれか醤油で味付けし、すりおろし生姜を加えます。納豆の粘りが少し治まり、するすると食べられる感じも私はとても好みです。

・冷える時・体を温めたい時

ショウガオールの体を持続的に温める効果を生かし、生姜を調理で加熱したものを食べましょう。

生姜入りスープ、生姜焼き、刻んだ生姜を加えたチャーハンなど、生姜にしっかり熱が入る料理がおすすめです。
生姜の佃煮を食事の付け合わせに取り入れるのも良いですね。

わたしのおすすめは、生姜入りの炊き込みご飯。
ベースになる炊き込みご飯は、五目でもかしわめしでもたけのこご飯でも、なんでもOK。
通常のレシピに千切りの生姜を加えて一緒に炊くことで、風味が豊かになり、生姜の香りが食欲をかき立てます。

ショウガの炊き込みご飯

食べ過ぎには注意を

効果を期待してたくさん食べ過ぎると、腹痛や胸やけにつながることがあるため適量を心がけましょう。
生姜の適量は1日5〜10g程度。スライスなら5〜7枚、すりおろしなら小さじ1杯程度が目安です。

最後に

メイン料理の引き立て役になりがちな生姜ですが、「生姜をどう使いたいか」を考えながら、その日の料理を決めるのも楽しいものです。

気温の変動が気になる季節、生姜のチカラをうまく取り入れながら、より快適な毎日を過ごせると良いですね。

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