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2023/05/31

菌が活躍する発酵食品!「納豆」のお気に入りレシピをご紹介します

こんにちは。
ULU(ウルウ)お客様サポートセンターの伊藤です。

天気予報を見ると雨模様がちらほら・・もうすぐ梅雨入りしそうですね。
四季がある日本ならではの季節の移り変わりですが、湿気の多い「梅雨」。
細菌の増殖が活発になるので、私は食品の衛生管理が心配になります。

梅雨

「発酵」になくてはならないのが「菌」

「菌」と聞くと、マイナスイメージが先行してしまいがちですが、私たちは、この「菌」にとてもお世話になっているんですよね!
私たちの身近にあって、古くから食べ物や飲み物、調味料として口にしている「発酵食品」。
発酵とは、「菌」などのはたらきによって食物が変化し、人間にとって有益に作用すること。
発酵させることで食物のおいしさや栄養価、保存性を高めるだけでなく、腸内環境の改善や抗酸化作用など、健康効果をもたらしてくれるのだそうです。
醤油、納豆、生ハム、紅茶、ヨーグルト・・ここ2.3日で口にしたものの中に、こんなに発酵食品がありました。

発酵食品の代表格「納豆」

発酵食品の中でもポピュラーな「納豆」。
ある調査(※1)によると、日本人の8割近い人が「納豆が好き」なのだそうです。
ねばねばとした食感は食べやすいとは言えないと思うのですが、私自身、定期的にあの独特な香りが恋しくなります。
納豆は、製造過程で納豆菌が繁殖し、大豆のたんぱく質や炭水化物が分解されて、納豆特有の香りや味、ネバネバが生まれることで完成します。
あの粘性物質(ネバネバ)はポリグルタミン酸で、旨み成分の一種であるグルタミン酸が結合したものだそうです。


※1【調査概要】
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女、実施時期:2021年6月4日~2021年6月7日、有効回収数:5252サンプル、出典:LINEリサーチ

私のお気に入りの食べ方はこちら

そんな納豆、皆さんはどうやって食べていますか?
炭水化物と合わせたり、野菜と和えたり、加熱したり・・アレンジは自由自在ですね。
私が個人的に気に入っている、早い!簡単!美味い!な「納豆卵焼き」と「納豆味噌汁」をご紹介しますので、「食べたことないな~」という方は、ぜひお試しくださいませ♪

納豆

■納豆卵焼き

〈材料〉(2人前)
  • 納豆…1パック(付属のたれやからしは使いません)
  • 卵…2個
  • 水…小さじ1~2
  • マヨネーズ、醤油、一味…お好みで
〈作り方〉
  1. パックの中で納豆を混ぜます。
  2. ボウルに卵を溶き、水を加えて、もう一度混ぜます。
  3. ②に①を加え、納豆の粒同士を離すイメージで混ぜます。
  4. 卵焼き用のフライパンを熱し、サラダ油を全体に引きます。
  5. ③の半分から3分の1程度をフライパンに流しいれ、半熟くらいでくるくると巻き始めます。
  6. ボウルに残った③を、1~2回に分けて流しいれ、⑤と同様に巻きます。
  7. 火を止め、お皿にのせます。
  8. マヨネーズ、醤油、一味をお好みでかけ、完成です。

納豆卵焼きには、ビタミンB2・ビタミンK・パントテン酸・セレン・ビオチンなどの栄養素が豊富に含まれます。
ビタミンB2は「発育のビタミン」ともいわれ、脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立つ栄養素。積極的に摂りたいですね。

ちなみに、「納豆と生卵は食べ合わせが悪い」と言われることがあります。
これは、生卵の卵白に含まれる「アビジン」が、納豆に含まれる「ビオチン」の吸収率を下げるためです。
栄養素を効率よく利用するには相性が良くないことから、「食べ合わせが悪い」と表現されたのですね。
ビオチンはビタミンの一種であり、脂肪酸代謝の補酵素としてエネルギー代謝を助けるほか、皮膚や髪の健康維持に関わる栄養素ですが、ビオチンはさまざまな食品に含まれているほか、腸内細菌によって体内で合成されるため、通常の食生活で不足することはないと考えられています。
つまり、「納豆と生卵の食べ合わせ」が身体に悪影響を及ぼすわけではないため、過剰に心配する必要はなさそうです。
ちなみに、アビジンは、熱を加えると変性し、ビオチンへの影響を抑えられるため、アビジンの作用が気になる場合は、加熱した卵に納豆を組み合わせる方法が良さそうです。


■納豆味噌汁

〈材料〉(2人前)
  • いつものお味噌汁…2人前
  • 納豆…1パック
〈作り方〉
  1. いつものお味噌汁を作ります。
  2. パックの中で納豆を混ぜます。
  3. 沸騰の手前くらいの温かいお味噌汁に、②を加え、軽く混ぜます。
  4. お椀によそって完成です。

味噌汁の具は、お好みでなんでも構いませんが、「納豆+ねぎ」や「納豆+お揚げ」など、シンプルなものだと、納豆の風味や食感が際立って美味しいですよ。機会があれば、いろいろな組み合わせをお試しください。
納豆を味噌汁に入れると、納豆の風味はそのままに、ネバネバが抑えられて、食感が柔らかくなります。
優しくほっとした気持ちになる一品です。

「納豆味噌汁」の納豆と味噌には、どちらにもポリアミンという成分が含まれています。
ポリアミンには、長寿や細胞の修復など、アンチエイジングには欠かせない機能があり、年齢とともに体内で合成されにくくなりますので、積極的に食事に取り入れたいですね。

また、腸内の善玉菌のビフィズス菌を増殖させる「オリゴ糖」も豊富に含まれています。
オリゴ糖は便秘に効果があることで有名ですね。
オリゴ糖がビフィズス菌の餌になり、健康のバロメーターとして欠かせない健康的な便を作る手伝いをしてくれます。

今回、「納豆味噌汁」をご紹介するにあたり、初めて「納豆味噌汁」の作り方を探してみたところ、あらかじめ、お椀に納豆を入れておき、そこにお味噌汁を注ぐという作り方があるようです。
こうすることで、50~60℃を超えると失われてしまう「納豆キナーゼ」を守ることができるとのこと。私も一度試してみようと思います。

納豆汁

最後に・・・

ジメジメとした天気に、気分まで晴れない日もありますが、そんな日だってお腹は空きます。
おいしいごはんのお供を作って、お腹を満たし、晴れやかな気分で過ごしましょう!

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