ULU FREE(ウルウフリー) 赤ら顔や乾燥肌、敏感肌に悩む人たちを一人でも多くきれいに。
2023/02/28

ストレスが肌に与える3つの原因と対処法

こんにちは。
ULU(ウルウ)お客様サポートセンターの中村です。

皆さん、3月です!春ですよ!
寒い冬もようやく終わって、強張った身体が解されていくような優しい季節、春ですよ!
と、私…結構浮かれちゃっていますが、春って昔から身体も心も、そしてお肌も一番バランスを崩しやすいシーズンなんですよね。

確かに、花粉は飛ぶし、紫外線は急に強くなるしですから、暖かくなったなりに肌にとってはかなり厳しい環境。
しかも気温が急激に温かくなったと思えば、また寒くなったり、春の嵐と言われるような激しい雨がふったりと、とにかく安定しない気候や気温差に身体がついて行けず自律神経が乱れがちに…そしてその自律神経の乱れがストレスになって肌トラブルへとつながっていくと言われています。

そこで今回は、私たちの肉体的精神的コンディションに大きな影響を与えるストレスと肌トラブルにフォーカスを当ててみようと思います。

ストレスって一体何?ストレスの正体それは…

ストレスとお肌の関係を紐解く前に、そもそもストレスって一体何なのでしょう?
色々な不調をストレスの一言で片づけられてしまいますが、なんだか範囲が広すぎて、しかも漠然としていて良く分からないから調べました。

厚生労働省によると、「ストレスは外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のこと」と定義しています。
そして、そのストレスの元凶である「外部からの刺激」が実に様々なのですが大きくは以下の5つに分類されます。

1) 物理的要因

温度、光、音などです。
暑すぎる、寒すぎる、光がまぶしい、うるさいなどの環境がストレスとなります。

2) 化学的要因

薬物や公害物質、喫煙者から漂う煙草の匂いなどがストレスになります。

3) 社会的要因

経済問題、政治問題、職場関係、対人関係などです。
職場関係で言うと業務評価やノルマ、昇進や降格、解雇、転職などがストレスとなる要素です。

4) 身体的要因

病気、疲労、痛みなど自分の身体に異変が起きた、または起きるのではないかと恐れることがストレスになります。

5) 心理的要因

不安感や緊張感、あせり苛立ち、悲しみや怒りなど、社会的要因や身体的要因とも連動してストレスとして現れます。

ストレスが肌トラブルに繋がる3つの原因

ストレスたるものの正体が分かったところで、いよいよ本題です。
「ストレスはお肌の大敵」という言葉を良く耳にしますが、どうしてストレスが肌トラブルの原因になるのでしょうか?
それは、ストレスによって「自律神経の乱れ」「血行不良」「ターンオーバーの乱れ」を引き起こすからだと言われています。

① 自律神経の乱れ

ストレスによって自律神経が乱れるとホルモンバランスも同時に乱れ、お肌を生き生きと健やかに保つ女性ホルモンの分泌が減少してしまいます。
代わりに男性ホルモンが過剰分泌され、過剰皮脂による肌荒れやニキビなどのトラブルが起きやすくなるのです。

② 血行不良

仕事などの肉体的疲れや、対人関係などで引き起こされる精神的な疲れはストレスとなり自律神経が乱れ、常に緊張を促す交感神経が優位に立つため、血液の循環が滞り血行不良を引き起こします。
血液がスムーズに循環しなくなると、肌に必要な栄養が届かなくなったり、老廃物の排出が滞ったり、冷え性を引き起こしたりします。冷えは肌乾燥を誘発し肌乾燥は角質層のバリア機能を低下させ、例えば湿疹、痒み、赤みといった肌トラブルに繋がるのです。

③ ターンオーバーの乱れ

寝不足が続いたり、紫外線を無防備に浴びたりすると、肌の皮脂分泌量やターンオーバーに乱れが生じます。
皮脂の過剰分泌は吹き出物やくすみの原因になったり、身体を錆びつかせる(酸化させる)活性酸素を発生させてしまいます。この活性酸素は健康な細胞にダメージを与え肌の水分保持力を低下させると同時に、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを乱れさせる厄介者。
しかも、ターンオーバーの乱れはセラミドの合成を阻み、肌質を低下させるだけでなく、シミ、シワ、たるみ、吹き出物、赤ら顔などあらゆる肌トラブルを誘発する原因になってしまうのです。

ストレスによる肌荒れの対処法、それは…

私たちの肌をジワジワと脅かすストレス!
では、どうしたら日々のストレスを和らげて美しい健康的な肌を保つことができるのでしょうか?
日々の心掛けをピックアップしてみました。

入浴

入浴は自律神経の乱れを整える絶好のチャンス!
リラックスの神経、副交感神経を優位に立たせるために40度程度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かりましょう。
熱いお湯やシャワーではリラックスできず逆に緊張に拍車をかけてしまうかも!
ちゃんと湯船に浸かって血行促進も促してあげてください。

睡眠

肌は夜作られると言われるほど眠りは重要。
十分な睡眠時間の確保はもちろん質の高い睡眠を得られるよう、食事や入浴は就寝の2時間前までに済ませておくことをおすすめします。
また、寝る前はゆったりと好きな音楽を聴いたり、軽いストレッチで身体を解したりしてリラックスすることで、より良い睡眠を確保できます。
視神経を刺激する強い光は緊張の交感神経を高ぶらせますから、間接照明などを活用するのも良いそうです。ちなみに、携帯電話から発せられるブルーライトもNGです。
よりリラックスした状態で眠りにつく事で、就寝後に分泌される成長ホルモン(別名若返りホルモンとも呼ばれます)が、傷んだ肌細胞を修復して正常なターンオーバーを促し、生き生きとした健康的な肌を再生してくれるのです。

運動

適度な運動は身体全体の血の巡りを良くしてくれるので、冷え性やむくみの解消に繋がります。
本格的な有酸素運動や筋肉トレーニングまでは無理ならば、ストレッチだけでも、凝り固まった筋肉をほぐしリラックスした状態になれます。


他にも、食事やスキンケア、趣味や気持ちの持ち方までストレスを和らげる方法はたくさんあります。
ご自分なりに出来る事から取り入れていけると良いですよね。

最後に

日々の生活を見渡すと、ストレス要素が全包囲している感じで、改めてストレスから逃れるのは至難の業なのだと感じました。
だからこそ、上手に回避する工夫が必要なのかも知れません。
まずは、ストレス知らずの健やかで生き生きとした肌のためにも、自分を癒しリラックスする時間やゆとりを大切にして過ごして行きたいと改めて思いました。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

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