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2024/01/31

その不調、もしかして体の水分不足かも。冬場の「かくれ脱水」に要注意!

こんにちは。
ULU FREEお客様サポートセンターの松澤です。

私事ですが、最近朝方、良くふくらはぎがつって困っていました。
このところ運動不足だし冷えるからな・・・と思っていたのですが、「かくれ脱水」も原因の一つかもしれない事が分かりました。

「なんだか体がだるい」「原因は分からないけど少し頭痛がする」「フラッとめまいがする」「足を良くつる」

足がつっている女性

こんな不調も、もしかしたら体内の水分不足によって起きているものかもしれません。
意外にも冬も水分不足に陥りやすい季節だったのです。

かくれ脱水とは?

「かくれ脱水」とは、自覚のないまま体内の水分不足が進行していて、脱水の初期状態に気づいていない状態です。
健康な状態では、体内に入ってくる水分量と体外へ出ていく水分量が一定に保たれることで、体液のバランスが維持されています。
ところが、発汗や排尿、水分補給の不足などにより出ていく水分の方が多くなると、体液のバランスが崩れ体に不調をきたし始めます。

次のような症状が出てきたら、体が水分不足になっている証拠です。


  • 口の中が粘る、のどが渇く
  • だるさを感じる
  • めまいや立ちくらみでフラッとする
  • 手先などの皮膚がカサカサする
  • 尿の色がいつもより濃い、量が少ない

この段階で水分補給の対策が取れるとベスト。
その後脱水の進行が進んでしまうと、初期段階で次のような症状が表れます。


  • 頭痛
  • 食欲不振、胃もたれ、腹部の不快感
  • 強い倦怠感
  • 体に力が入りにくい
  • 足がつる
  • 筋肉痛

どれもちょっとした体調不良と軽く考えてしまいそうなものばかりで、脱水が原因とはなかなか結びつきにくいものが多いと思います。
症状に特に思いあたる原因がなく不調が続くようなら、水分不足を疑い、すぐに水分補給の対策を取るようにしてみてください。
脱水が原因の場合、この初期段階で対処をすることで脱水症の進行を防ぐことができますし、重篤な状態に陥る事も予防できます。

冬のかくれ脱水の主な原因

脱水というと真夏のイメージが強いですが、暑さや汗を沢山かく環境だけで起こるものではなく、冬でも起こりうるのです。

① 水分の摂取不足

冬はあまり汗を意識しなくなるので、水分を失っている自覚が少なく、夏場に比べて水分摂取が減り、体内の水分不足を引き起こします。
また、体が冷えてしまう事を気にしたり、トイレが頻繁になる事を気にしたりすることで、水分摂取を控えてしまう傾向も。

② 空気の乾燥により「不感蒸泄」が増える

人間は、発汗や排尿以外にも、皮膚や粘膜、呼吸からも水分蒸発をし続けています。
これを不感蒸泄(ふかんじょうせつ)といい、年齢などで個人差はありますが、健常成人で一日に約900mL(皮膚粘膜から約600mL、呼気からの喪失が約300mL)の水分が無意識に失われているのだそうです。
人にとって快適な湿度は40~60%といわれていますが、冬はそれよりも乾燥しているため、通常時よりも体から奪われる水分が増えてしまいます。
よって、冬場はいつもよりも多めに水分を失っている可能性があるのです。

③ 風邪をひきやすい季節

冬は、風邪が流行します。また、ウイルス性の胃腸炎なども増える季節です。発熱や嘔吐下痢によって水分が奪われやすい状態になります。

かくれ脱水にならないための対策

① こまめな水分補給を心掛ける

のどが渇いたなと感じるときにはすでに脱水症状は始まっています。
渇きを感じる前に水分補給ができると理想的ですが、かなり意識をしていないと難しいものです。
水筒を持ち歩いたり、なるべく目のつく場所に飲み物を置いておくと、自然と手に取る回数が増えるのでおススメです。

水分の必要量には個人差がありますが、成人一人当たり食事以外で一日約1.5リットルの摂取が必要です。
ただし、体が一度に吸収できる水分量は、200~250mLと言われています。
大量に飲んでも吸収しきれなかった分は尿として排出されてしまうので、一度に大量に摂取するのではなく、こまめに分けて補給することが大切です。
コップ1杯程度の水分を一日6~8回程度に分けて取るとよいでしょう。

水分補給

また一日の中でも、入浴は汗によって水分を失いやすく、就寝中も汗などで水分が多く蒸発するため、入浴後、就寝前、起床後の水分補給もとても重要です。

② 室内の湿度を適正に保つ

暖房が効いた部屋は乾燥しやすく、乾燥した空気は皮膚や粘膜、呼気から余計に水分を奪います。
加湿器などを利用して湿度を50~60%前後に近づけることで体の表面から奪われる水分が減らせます。

最後に・・・

朝のむくみや夜中のトイレが気になって、就寝前の水分を控えていたのですが、これがふくらはぎの痛みとリンクしているとは気づきませんでした。
私は水分補給を気にするようになってから、かなりつる回数が減りましたよ。
あとはきっと運動不足ですね・・・。

このかくれ脱水の対策ですが、のどを潤すこと、湿度を上げて乾燥対策をすることは、風邪予防にもなります。
まだまだ寒い日は続きます。
こまめな水分補給と乾燥対策で、健康に冬を乗り越えていきましょう!

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