こんにちは。
ULU(ウルウ)お客様サポートセンターの山崎です。
2022年もあと数日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この時期は寒さも増すばかりで、寒さが苦手な私はどんどん身に着ける洋服の枚数が増えております。
元々体温が低いのもあるのですが、特に手先は人に触れられるとビックリされるほどの冷たさ。
しかも一度冷えるとなかなか温まらず、仕事も家事も冷え冷え状態でしております…。
そんな体の冷え、対策をしないと様々な不調を引き起こすというのを知っていましたか?
冬に限らず、同じ冷えというお悩みをお持ちの方に参考にしていただければ幸いです。
「冷え」には様々な原因が。
冬に体が冷たくなるのが当然のことですが、温まりにくく慢性的に冷えているような場合は、体温調節がうまく機能していない状態である可能性があります。
その原因はいくつか考えられます。
●自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の役割がある自律神経のバランスが乱れ、うまく働かなくなります。
その結果、体の血流が滞り、冷えの原因となるのです。
また、激しい寒暖差によっても自律神経は乱れます。
常に室内の空調が効いていると、外との温度差が激しくなるため、冬はもちろん、実は夏でも寒暖差による冷えを感じることがあるのです。
●筋肉量が少ない
冷えの悩みは女性に多いイメージがあります。
理由は男性に比べて筋肉が少ないから。体の熱は筋肉によって作られるため、筋肉の量が少ないと熱の生産量が減ってしまうのです。
もちろん女性だけではなく、性別関係なく運動不足の人も筋肉量が少ないため、冷えやすくなります。
●病気の可能性
実は病気が隠れているケースもあります。低血圧や貧血など血管系の疾患がある人は、血流が滞りがちになります。
冷え対策をしても改善しないという方は医師に相談してみましょう。
手先や足先の冷えが気になるのはなぜ?
私たちの体は、重要な臓器が集まる中心部を一定の温度に保とうとしています。
気温が低くなると、体は中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。
その結果、体の血液が偏って血流が滞ることにより、手先や足先などの末端から体温が下がってしまい、冷えを強く感じるのです。
「冷え」により起こる不調
では体が冷えることにより、一体どんな不調を引き起こしてしまうのでしょうか?
●免疫力低下
体が冷え、血流が滞ることにより、胃腸の働きも弱まります。
胃腸には免疫細胞の多くが存在しているため、働きが弱まると連動して免疫力も低下していきます。すると病気にかかりやすくなったり、腹痛や下痢など様々な不調を引き起こしたりするのです。
●痩せにくい体
筋肉量が少ないために冷え感じている場合、熱の産生量が減ることで基礎代謝も低下することがあります。
基礎代謝が低下すると、いつもと同じ量の食事をしても太りやすくなってしまいます。
●肌荒れ
冷えで血流が滞ると、栄養や酸素が体に行き渡らず、健康な細胞を作る力が低下してしまいます。
定期的に行われる肌の生まれ変わり(ターンオーバー)もうまくいかなくなり、ニキビや目の下のクマ、シミ、乾燥など肌トラブルを引き起こします。
「冷え」改善は体の内外から
●生活習慣を改善
自律神経を整えるために、規則正しい生活を意識しましょう。
十分に睡眠をとり、なかなか難しいですがストレスはためないように。
また、いつもシャワーで済ませている方は、しっかりと湯船に浸かって体全体を温めてください。自律神経も整い、血流もスムーズになります。
●体を温める食べ物をとる
食べ物の中には体を冷やす性質を持つものと、温める性質を持つものがあります。
温める食べ物を積極的にとることで、内側から冷え対策をしましょう。
温める食べ物の見分け方はいくつかありますが、わかりやすいのが「冬が旬」「地中で育つ」などが挙げられます(例外もあります)。
代表的なのはニンジンやゴボウなどの根菜類です。
おすすめは根菜をたっぷり入れた鍋。温かい鍋は、胃腸の冷えによる不調の対策としても役立ちます。
●運動をする
筋肉量が少ないせいで冷えるのならば、筋肉量を増やせばいいというシンプルでありながら、なかなか大変な方法です。
最初は歩くスピードを早めるなど、日常生活で運動量を増やしていきましょう。
ウォーキングを30分するだけでも筋力アップにつながります。
自分の冷えの原因を把握して、改善策を少しずつでも実践してみてください。
まだまだ寒さは続きます。
寒さと冷えに負けない体を作っていきましょう!