ULU FREE(ウルウフリー) 赤ら顔や乾燥肌、敏感肌に悩む人たちを一人でも多くきれいに。
  • スタッフブログ
  • 入浴方法次第で睡眠の質は上がる!入浴と睡眠の関係について解説
2022/10/31

入浴方法次第で睡眠の質は上がる!入浴と睡眠の関係について解説

こんにちは!
ULU(ウルウ)お客様サポートセンターの松澤です。

前回のブログにて、眠りがもたらす美容効果についてお話しました。

この中で、質の高い睡眠をとるための生活習慣の一つとして、「シャワーだけで済ませず、お風呂はぬるめの38~40℃くらいの温度でゆっくり。心身ともに休息モードに切り替えられると心地よく入眠ができる」と入浴方法について紹介しました。

でも、

  • なんでシャワーだけではだめなの?
  • なぜぬるめの38~40℃くらいがいいの?
  • この入浴方法が、どうして快眠につながるのだろう?

この「睡眠と入浴」の部分を、少し掘り下げて解説していこうと思います。

入浴中

睡眠と入浴の関係

<睡眠と覚醒を調整する体温>

私たちは毎日、ほぼ同じ時間帯に眠り、7~8時間ほどで自然と目が覚めるサイクルを繰り返しています。
睡眠する時間と、覚醒する時間を調整するために体の生体機能が働いていますが、その生体機能の一つに「体温」があります。
その中でも身体の内部の温度である「深部体温」が重要になります。
体温にも1日のリズムがあり、活動的な日中は体温も高めで、休息に入る夜間になると、手足から熱を放出して体温を下げていきます。

<入浴が深部体温低下を促し、入眠をサポート>

人間の身体は、体内深部の温度が下がると眠気が起こるように出来ており、そのまま自然と眠りに入ります。
自然にスーッと入眠するためには、この深部体温の低下がポイント。
体温低下をサポートする効果的な方法が「入浴」なのです。
入浴で一時的に深部体温を上げることで、入浴で急上昇させた分だけ効果的に深部体温を大きく下げることができます。
その結果、自然な眠気を引き起こすことができるのです。

ぐっすり眠るには、いくつか入浴方法のポイントがあるので紹介します。

入浴方法のポイント

<ポイント1>

38~40℃くらいのぬるめの温度で、10~20分くらいが理想的。
ぬるめのお湯につかることで心拍数を下げ身体をリラックスさせる「副交感神経」の働きが優位になり、よりスムーズな入眠につながります。
また、しっかり時間をかけてつかることで身体が芯まで温まり、深部体温を上げることができます。

※シャワーだけではダメ?
→ シャワーだけだと比較的短時間で済ませてしまうこともあり、身体の深部体温はそれほど上がらず、体温が元に戻る時間も短くなります。その場合、入浴した時ほどの大きな睡眠効果はあまり期待できません。

※熱いお湯ではなぜダメ?
→ 42℃以上の熱いお湯だと、リラックスするはずの心身が緊張状態になり、交感神経が高くなってしまうので、かえって逆効果に。

<ポイント2>

入浴時間は就寝1~2時間前がベスト。
眠るまでに時間に合わせて、上手に深部体温を低下させるのも快眠のポイントです。
入浴によって上がった深部体温は、元の体温に戻ろうと体温を少しずつ下げていきます。
入眠のタイミングでしっかり深部体温が低下していることが理想的なので、就寝予定の1~2時間ほど前に入浴しておくと良いでしょう。

<ポイント3>

入浴後、身体を急激に冷やさないこと。 深部体温の低下が快眠のポイントとお伝えしましたが、入浴後身体を急激に冷やすことはNGです。
身体を冷やしすぎると、それ以上体温を奪われない様血管を収縮させ、熱を閉じ込めます。
その状態で就寝しても熱の放出がうまく出来ず、深部体温が下がりにくくなり、結果、睡眠の質は低下してしまいます。
身体についた水滴は温かい脱衣所や浴室内でしっかり拭き、入浴後は衣類で身体を保温し、就寝に向けてゆっくり落ち着かせていく事を心がけましょう。

最後に・・・

快眠するには、リラックスするお湯の温度・つかる時間だけでなく、寝たい時間に向けての体温調整も深く関わってくることがお分かりいただけたと思います。

毎日の入浴を少し改善するだけで、質の良い睡眠が得られるかもしれません。
入浴の大切さを再認識して、ここで紹介した入浴方法を是非試してみてください。

気持ちのいい起床

シェアする