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2025/09/30

毎日が、誰かの誕生日。昔と今の祝い方いろいろ

こんにちは。
ULU FREEお客様サポートセンターの松澤です。

先日、友人の誕生日をお祝いして、友人リクエストのステーキ屋さんで楽しい時間を過ごしました。ステーキ、美味しかったです。

そのお祝いのプレゼント探しで「誕生日」をテーマにいろいろ調べていたら、知らなかったことや興味深いエピソードをたくさん見つけました。
それを皆さんにもシェアしたいと思い、今回のブログをお届けします。

いつもとは少し違う感じのテーマですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

「毎日が、誰かの誕生日」

すごく当たり前の事なんですが、「毎日が、誰かの誕生日」なんですよね。
世界のどこかで、今日も誰かが特別な一日を迎えている。そう思うと、なんだか心が温かくなります。

でも実は、日本ではもともと個人の誕生日を祝う習慣は、あまり一般的ではなかったそうです。

昔の日本:誕生日よりも「数え年」

かつての日本では、個別に誕生日を祝う習慣はあまり根付いていませんでした。
その大きな理由の一つが、「数え年(かぞえどし)」という年齢の数え方にあります。

数え年とは、生まれた時点で1歳とし、以降は毎年お正月(1月1日)を迎えるごとに年齢が1歳ずつ加算される方法です。
たとえば、12月に生まれた子は、年が明けるとすぐに2歳になる計算になります。

このように、年齢を暦とともに一斉に進める考え方だったため、個々の「誕生日」に年を取るという意識が薄く、誕生日よりも暦上の節目の方が重視されていました。
そのため、誕生日のお祝いよりも、人生の節目にあたる行事のほうが重要視されていたのです。

誕生日の代わりに祝われていた行事の例

  • 七五三(3歳・5歳・7歳の成長を祝う)
  • 成人式(20歳で大人の仲間入り)
  • 還暦・米寿などの長寿祝い(60歳、88歳など)

このように、個人の誕生日というよりは、「人生の節目」を家族や地域で祝う文化が、かつての日本には根付いていたのです。

なお、数え年は現在ではあまり使われなくなりましたが、厄年の判定や一部の神事・伝統行事などでは、今でも用いられることがあります。

誕生日を祝う文化の広まり

時代が進むにつれ、日本でも次第に「個人の誕生日」を祝う文化が広まりました。
その転機となったのが、1949年(昭和24年)の「年齢のとなえ方に関する法律」の制定です。この法律により、年齢の数え方が「満年齢」に統一され、それぞれの誕生日に年を取るスタイルが一般的になりました。

また、戦後の欧米文化の影響も大きく、日本で誕生日を祝う習慣が徐々に定着しました。

  • バースデーケーキの登場
  • プレゼントを贈る文化の普及
  • 誕生日会を開く欧米スタイルの導入

これにより、個人の誕生日を家族や友人と祝う文化が急速に広まりました。

現代の誕生日文化:多様化する祝い方

現在の日本の誕生日の過ごし方は、ますます多様化しています。SNSの普及により、誕生日を共有しやすくなり、企業も誕生日に特典を提供するようになりました。

現代の誕生日の特徴

  • SNSでの祝福:誕生日に友人やフォロワーからメッセージが届く
  • 企業の誕生日サービス:飲食店やエンタメ施設が特典を提供
  • 大人の誕生日:レストランでの食事や旅行など、より特別な過ごし方
  • “推し”の誕生日を祝う:「推し活」としてキャラクターや芸能人を祝う

このように、誕生日は「個人を祝う日」として、より自由で楽しいイベントへと進化しています。

まとめ

かつての日本では、誕生日よりも「人生の節目」を大切にする文化が主流でした。
しかし、法律の整備や海外文化の影響により、誕生日を祝う習慣が徐々に広まりました。
そして現代では、SNSや企業のサービスによって、誕生日が“より特別な日”として認識されるようになっています。

誕生日は、ただ年齢を重ねる日ではなく、「自分」や「大切な人の存在」をお祝いする日。
ちなみに私は、自分の誕生日を「自分へのご褒美デー」として、いつもより少し贅沢な食事をしたり、マッサージに行ったりと、ささやかに楽しんでいます。

皆さんは、どんなふうに誕生日を過ごしていますか?

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